学生コラム

見た目年齢・心年齢・実年齢

10代、20代で若く見られる場合は、童顔だとか容姿である程度の年齢は判断できる。しかし、30代を過ぎると見た目が若い人とそうではない人の差がある。

高齢になるほど、老いへの恐怖心(美への執着心)の違いが、さらに浮き彫りになっていくと考える。老ける要因として体がしぼむことと、体がさびることが挙げられる。そこで、若く見られる秘訣をまとめた。

① ハリのある肌
② 質の高い睡眠と食事
③ しっかり手入れされた美しい髪の毛
④ はきはきとした美しい声
⑤ 体型がキープされている
⑥ 笑顔でいる
⑦ 適度な運動
⑧ ファッションを楽しむ
⑨ 前向きな姿勢
⑩ アクティブな人

上記以外にもあると思うが、おもにこういった条件がある。

なぜ、見た目年齢を実年齢相当、それ以上を求めるかというと、「見た目が若い人ほど、健康で長生きする」ということがデンマークで行われた実験結果で証明されたからである。

見た目の老化と、内臓の老化は、どちらも同じ原因で進行するそうだ。そこで、見た目を若くする意味で、現在事業計画されているサロンdeぴーすけにもできることがあるのではないかと考える。

人とおしゃべりすることで声帯を震わせ、表情も笑顔になることと、実施予定にある健康体操で体を動かし、人と会うことで見た目に気を遣い、人との会話の中で刺激を受けあうこともできる。

若い人から高齢者までお互いに良い効果が生まれれば、災害時に「避難しようと思わない」「ペットだけでも」などマイナスな意見も少なくなり、災害時の弱者といわれる人も減少し、地域一体となって避難意識も高まるという良いサイクルになる。

日本には、財源には限りがあるので医療費・介護費は無尽蔵に増やせない。しかし、日本の高齢社会は、認知症や運動器障害で次々と要介護の人が増えていくことが現状にある。つまり、予防してそういった人を増やさないことが大切なのである。その役割を担い、基盤をつくることが私たちの使命だと感じる。

参考文献

スキンケア大学http://www.skincare-univ.com/seminar/mens_skin/mens06/ 日刊SPA http://nikkan-spa.jp/444604