学生コラム

ペットボトルのリサイクル

近年SDGsの達成が求められている中、ペットボトルのリサイクル活動に面白い取り組みがいくつか見受けられた。ペットボトルのリサイクルは、目標の1つである「つくる責任 つかう責任」という項目にあたる。

セブンイレブンやイトーヨーカドーのお店では、回収したペットボトルを利用して,資源を循環させる取り組みを行っている。その1つとして「完全循環型ペットボトル」が挙げられる。回収したペットボトルを使い新しいペットボトルを作り、店頭で販売する取り組みである。この取り組みは、ゴミを生み出すこと無くペットボトルを利用出来る100%のリサイクルを目指している。

このように同じ製品から同じ製品に加工するリサイクル法は、水平リサイクルと呼ばれている。半永久的にリサイクルができゴミを減らすことが出来るため海洋プラスチック問題解決やCO2削減も期待される。

また、私のアルバイト先でもペットボトル回収機が導入されている。回収されたペットボトルは、惣菜容器などの透明なフタにリサイクルし、店頭で販売する容器に利用される。さらにセブンイレブンと同様に、回収の際にポイントカードをかざす事によって、ポイントが貯まる。ポイントが貯まることによって回収機の利用促進に繋がると考えられる。実際に利用してみると簡単に利用ができたため子供も楽しみながらできると感じた。

これらの取り組みを通して、出来るだけペットボトルを利用しない事も大事だが、もし利用する際にはリサイクル活動を意識することも大事であると考える。

自分が出来る身近なことから始める事でSDGs達成へ1歩近づいていくのではないだろうか。

参考 SDGs取組事例 | みんなで取り組むペットボトルの完全循環 | 12.つくる責任 つかう責任 | EduTownSDGs