学生コラム

ペット殺処分問題

このコラムを読んでいらっしゃる皆様は、捨てられた犬・猫たちが保健所でどのように殺されていくのかを知っていますか?

きっと、安楽死だろうと思っている 方も少なからずいらっしゃることでしょう。しかし、そうではありません。

動物たちはボタン一つの機械的な作業で、酸欠になり、恐怖・混乱の中、約10分かけて死んでゆくのです。酸素欠乏に強い子犬・子猫は生きながらに焼かれてしまいます。

現在、年間約30万匹もの犬や猫たちがこの様に殺処分されています。これでも殺処分される動物たちは年々減っているようです。飼い主に返還されたり、新しい里親が見つかる場合もありますが、それはごく僅かでしかありません。

保健所が動物たちを引き取る理由としては、「世話が大変になったから」「引越しのため」「子供が生まれたから」「勝手に増えてしまった」などと、飼い主の 勝手な理由が多いようです。

動物を飼うということは、動物の命を預かるということ、家族になるということ。決して勝手な理由で手放したりせず、最後まで責 任をもって可愛がってあげたいものです。